古い商家（漆器屋、家具問屋）を活用したまち歩きのお休み処・案内所
江戸時代末期に建てられた商家「松屋」が江戸時代は漆器屋、戦後は家具問屋を営んでいました。
奥行きのある敷地に、母屋から中庭、蔵、離れが並び、街道沿いの旧家の屋敷配置の様子がよくわかります。
現在は、地元住民の憩いの場、旅人へのおもてなしの場として人気があり、貸しスペースとしても開放され、多様な活用が行われています。
江戸時代には漆器屋、その後は家具問屋として使われていた建物を復元。
現在は昔ながらの人が集まれる地域の交流拠点、小諸の知恵袋が集うお茶飲み場としてにぎわっている。運営委員長の甘利さんは「小諸は空がきれいで天気がいい。藤村も虚子も暮らした時代や年代は違うけど、空、雲のことを書いている。冬は北アルプスや白馬も見えるし、目がいいと小諸に住んでいると楽しいよ。」と語る。
ゆったりとした時間が流れ、いつでも誰かが温かく迎えてくれる与良館。
「昔は町おこしをしなきゃと思っていたけど、無理やり変えようとしたりせずに、自然になるようになっていくでいいんじゃないかな。ここに住んでいる人たちがいい街だと思えれば、誰が来たって楽しい街になる。変に町おこしみたいなことを考えずにそういう風にしていきたいね。」
住所：長野県小諸市与良2-3-3
営業時間：9:00-17:00
定休日：毎週火曜日、祝日の翌日、年末年始（12月29日から1月3日まで）
電話：0267-23-8040
URL:https://www.city.komoro.lg.jp/soshikikarasagasu/sangyoushinkoubu/shokokankoka/4/2/916.html
